2012.4.8更新

原作・総監督 河森正治 コメントインタビュー①

Q1:AKB48をモチーフにすることでの物語の魅力とは。

「AKB0048」は、AKB48という最先端アイドルグループの未来の姿をかりて綴る少女たちの汗と涙の物語です。
一見アイドルものに見えるかもしれませんが、その要素を入れつつも、全く別ジャンルの作品だと思って作っています。
あえていうなら、少女達の「青春スポ根」ストーリーです。
現実のAKB48は、華やかなステージの裏で、ハードなレッスン、超過過密スケジュール、センター争い、総選挙という名の公開人気投票、
1日何千人ものファンたちと誠意をもって触れ合う握手会・・・
取材をすればするほど、舞台背景を未来の戦場にしておいて正解だったと思い知らされました。
肉体的にも精神的にもギリギリまで追い詰められながら、自分自身と戦っている少女達が200人以上もいる。
しかも、彼女たちは常に自分で考えることを、自分とは何者であるかを問い続けることを求められています。
命令に完璧に従う、完璧に歌やダンスをマスターする、それだけでは生き残れない世界。
メンバー同士の中でせめぎ合い、運営する大人たちとの間でもせめぎ合い、多くのファンたちに励まされながらも、せめぎ合い、自分自身で個性を見つけ、
自分のポジションを確立していこうと、もがく者達・・・・
激しいカオスの中から次々と連鎖反応的にドラマが生み出されていく――それは物語を作るものにとって、大きな鉱脈であり、
そのドラマの数々を目の当たりにしたとき、シリーズ構成、脚本の岡田さん、監督の平池さん、キャラクターデザインの江端さんをはじめ、
サテライトスタッフと共に、今回はガチで直球の物語が作れると確信しました。

4月29日から始まる「AKB0048」。
「アニメーション」が、どこまで面白くなれるのか、その新たな可能性と熱きドラマをご期待下さい。


Q2:襲名制をはじめとする斬新な世界観について(近日更新予定)
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2012.4.8更新

監督:平池芳正によるメッセージ

放送開始が差し迫ってきました…監督をやっております、平池芳正です。
私は今回、初めて一緒に仕事をする総監督の河森さん、そして久しぶりになる岡田麿里、
他にも多くの有能なスタッフの方達と共にこの作品のスタッフとして、もうすぐ皆さんに御覧頂く「AKB0048」を作っています。
現状、本作の手応えとして私は新しい息吹を感じています。
それはオリジナルアニメーションとして、生み出される”世界”や”キャラクター”達の胎動のような…エネルギー。
本作の世界が視聴して頂く皆様に、新たな喜びや悲しみ、そして感動をお届け出来れば幸いと思います。
放送開始まで、もうしばらくお待ちくださいませ。
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2012.4.8更新

シリーズ構成・脚本:岡田麿里によるメッセージ

偶然はいつだって用意されたシナリオ、な感じでこの作品のシリーズ構成を担当させていただくことになりましたが……
何年もアニメ脚本に携わってきて「こんなにド直球なシナリオ書いたことない!」熱く恥ずかしい台詞が、なんの抵抗もなくどこからか溢れてくる、
その喜びはちょっと異常です。
AKB48が持つ問答無用の生命力にふれることで生まれた、この特別な気持ちを大切に。
信頼できるスタッフ達と支えあい、時にはケンカをしたり笑いあったり泣いたりしながら、全力で走りたいと思います!
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2011.11.25更新

原作・総監督:河森正治によるメッセージ

日本が誇る伝統的なアニメーションに、最新のCG技術、そして、アイドル達の“プロ魂”を融合させて、
笑いあり涙あり歌ありダンスありの感動的な作品をお届けし、世界中を元気にしたいと考えています。
彼女達のこまやかな表情や心情を、手描きのアニメーションならではのぬくもりでデフォルメして表現し、個性を出していきながらも、
ダイナミックでスピーディーなハイクオリティー映像作品に仕上げます。
ストーリーも全くのオリジナルで、斬新かつ誰にでも楽しめる物語になっています。
世界観や舞台設定などは、まだ秘密ですが、優秀な制作スタッフと共に鋭意制作中です。
制作しながらも相当な手ごたえを感じていますので、皆さんにお披露目できる日を楽しみにしています。
AKBメンバーと、ストーリーがどのように絡んでいくのか、ご期待下さい!
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